今回もお菓子
のLessonの夏のイベント...
(引っ張りすぎ
...)
今回作った”Canh chua”というスープは、甘酸っぱい味のスープで、日本では今まで食べたことがないような味です。
味付け(甘酸っぱさ)の基本は、タマリンドです。
日本では、馴染みのないものですが味が柑橘のような甘酸っぱいのが特徴です。
味のため柑橘系の植物だと思われている方もいらっしゃるようですが、なんと豆
です。
東南アジアでは、お菓子なんかにもよくみられますよ。
さて、
一般的な”Canh chua”には、空芯菜は入っていません。
それに、魚が入っていることが多いのですが、わたしがベトナムで習った”Canh chua”は、
”Canh chua ngheu rau muong”(はまぐりと空芯菜の甘酸っぱいスープ)
でした。
なので、今回のスープにも 日本でも比較的手に入れやすくなった空芯菜を入れてみました。
後は、色々今まで食べた味を思い出して考えたレシピです。
若干マイルドですが、かなり本場の味に近く仕上がっていると思っています
。
(自己満足...
& ベトナム好きの相棒のお墨付き)
本場好みの方は、タマリンドウォーターの量を増やしてみてください。
今回作った”Canh chua”のレシピです。
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Canh chua tom rau muong
(えびと空心菜の甘酸っぱいスープ)
材料(4人分)
<タマリンドウォーター>
タマリンド 50g
水 200cc
ヌクマム 小さじ2
はちみつ 25g
<スープ>
えび 12匹
空芯菜 1束(200g)
トマト 2個
オクラ 4本
ニンニク(みじん切り) 1片
唐辛子 2〜3本
のこぎりコリアンダー 2〜3本
シソクサ 2〜3本
サラダ油 適量
こしょう 少々
顆粒スープの素 大さじ2と1/2
水 1リットル
<下準備>
① タマリンドと水をボウルに入れ、果肉を軽くほぐして5時間置いて
おく。
② ①を漉して、鍋に入れヌクマム・はちみつを入れて火にかけタマリ
ンドウォーターを作る。
③ えびは、殻をむき背わたを取って洗っておく。
④ のこぎりコリアンダー、シソクサは小口切りにする。
< 作り方 >
① 空芯菜は4〜5cmの長さに切る。トマトはざく切りにする。オク
ラは、なり口を切り3等分にする。
② 鍋にサラダ油を熱してニンニクを炒め、えびを加えこしょうを振り
軽く炒め取り出しておく。
(炒めたニンニクは、一部スープのトッピングとして取っておく。
)
③ ②に水を加えて、顆粒スープの素・トマト・タマリンドウォーター
を入れて沸騰させる。次に、オクラ・空芯菜・えびを加え再沸騰さ
せてハーブの半分量を加える。
④ 器にスープを盛り、残りのニンニク・ハーブ・薄切りにした唐辛子
をトッピングする。
*ベトナムでは、食べるときにヌクマムを添えて食べる。
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タマリンドウォーターは、タンカフェのタンさんに作り方を教えて頂きました。
(配合は、わたしオリジナルなのでお店の配合とは違います。)
この方法だと、かなり時間がかかるので
タマリンドをぬるま湯で戻すと15分くらいでもできるみたいです。
後は、タマリンドペーストを使うと戻す手間がないので、早いです。
試される方は、ご自分にあった方法でどうぞ。顆粒スープの素は、ご自分の使われているものに合わせて量を調整してくださいね。
数日前、相棒の友達(ベトナム人)が作る”Canh chua”のレシピを教えてくれました。
ベトナムには、タマリンドパウダーが売っているのでもっと手軽に作れるそうです。
わたしは、入れてませんが、さすが本場...パイナップルが入っています
。
彼女が参考にと教えてくれた画像です。ベトナム語ですが、興味のある方はどうぞ
↓http://www.youtube.com/watch?v=SdPejPJgeSw近いうちに彼女のレシピでも作ってみようと思っています。楽しみぃ〜
暑い日が続いていますが、冷たい物ばかりだと胃腸も弱るのでたまには ベトナム人のように温かいスープもオススメですよ
。(ベトナムは、あんなに暑いのに彼ら彼女達は冷たいものがニガテ。温かいお鍋やスープが大好き
です。理に適ってるなぁ...といつも関心するのです。
)
次、またこんなチャンスがあれば何を作ろうかなぁ。。。
もし、またスープなら”
Sup mang tay qua”(カニ肉とホワイトアスパラのスープ)とか いいかも。
ホント、楽しいイベントでした。